パイロットフィッシュ

平凡な日々、時々演劇。

劇団宇宙の森 2017本公演『再スタート』

7月2日の稽古日記です。

さあ、7月最初の稽古。
前回の記事でも書いた通り、演出家が交代となり、台本も大きく改稿されました。
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そしてキャストも決まり、本日の稽古から心機一転、再スタートです。


本日の稽古メニューは、

  • 本公演の演目の段取り決め
  • 本公演の演目の半立ち稽古

でした。


稽古時間になるやいなや「今週入れて3回で段取りを決める」と宣言する演出家。
「そのスピード感、いいねっ」と思う僕。
まずはみんな、演出家の話す段取りを台本に書き留めていく。
今年は回るよ、いっぱい回るよ!(この意味を知りたければぜひ11月に劇場へ)
台本上での段取り決めがどんどん進み、本日の稽古で30ページまで終わりました。(今回の台本の全ページ数69ページ)
もちろんまだまだ曖昧なところは多いし、「このシーンは役者で作って」というのもあったし(笑)、動いてみなければわからないところもたくさん。
それでも段取りを先に決めてくれるのは、役者として今後の稽古がしやすくなるので個人的にはありがたいです。


次に、段取りを意識しながらの半立ち稽古に突入。
ちなみに、半立ち稽古とは台本片手に大まかに動いてみる稽古のことです。
今日は稽古場が狭くワチャワチャしたけど、久しぶりに役者同士騒げて愉しかったです。


適当に動きながらも、自分の役を少しずつ探っていく。
ぼんやりとした役のイメージは家で作ってきたけど、今はその通りになることはない。
頭の中と現実。
どちらかに寄せるのか、それとも真ん中を取るか、それはこれから決める。
いや、自然と決まっていく。
そういうもの。


まだ始まったばかり。
これからどんどんどんどん面白いものを作っていきますよっ。

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