パイロットフィッシュ

平凡な日々、時々演劇。

去年のゴールデンウィークに天光寺で修行体験してきた話①


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去年までは複数のブログを運営してました。
日記用、演劇用、イベント参加記録用、みたいな感じで。
結局はまあ、面倒臭くなって全部クローズして、現在はこのブログのみ運営してます。
さっきそれらのクローズしたブログを読み返してたら(別に削除したわけではなく、一般公開してないだけなので)、去年のゴールデンウィークにお寺修行をした記事があり、これはもしかしたらお寺修行に興味がある人にはこれから役に立つ記事かもと思い、ここでまた公開することにしました。

2泊3日の天光寺での修行体験記です。
日時は2015年4月30日から5月3日まで。
ぜひご覧あれ〜。
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ゴールデンウィークに天光寺にて体験修行に行ってきました。
読経したり写経・写仏したりお百度参りしたり滝行したり、はじめてのことだらけ、しかも想像以上にキツく、かなり大変でした。
「もう1回行く?」と聞かれたら、「あと2年は行かない」と答えます。
いや、ホント、メンタルは割とタフな方ですが、体力もそれなりにあるのですが、キツかった。。。

ホント、マジで。

起床・就寝

起床は6時、就寝は22時と規則正しい生活。
就寝時間になったら一斉に電気は消えると思いきや、このお寺は結構ルーズで22時過ぎても明かりが灯ってました。
早寝早起きは気持ちいい。
でもなかなか習慣にできないんですよね、下界では。

掃除

起床して先ずやることは掃除です。
2時間近くかけて行います。
清々しい朝の空気、晴れ渡る空、そんな中で雑巾持って箒持って場所を物をキレイにしていく。
だんだん心もキレイになっていくような感じがします。

挨拶

天光寺に到着して一番最初に教わったのが挨拶の作法でした。
大きな声で朝の挨拶や行の挨拶などを行います。
この修行中で最も唱えたのは食前の挨拶。
食前には必ず「南無大師遍照金剛」×3、「光明真言」×3、「般若心経」×1を唱えた後、以下の「食前の言葉」を唱えます。

(食前の言葉)
一滴の水にも
天地の恵みあり
一粒の米にも
萬人の労を納む
願わくはこの飯食
己が身を調え
精進の志願を
満足なさしめ給え
いただきます。

ちなみに挨拶の作法を習うとともに数珠の使い方も教えて貰いました。

読経

胡座もしくは正座、そして挨拶と同じく大きな声でただひたすらお経を読みます。
それが1時間半ぐらい続くという。
僕はずっと演劇をやっているので声を出し続けることに対しては他の人より苦ではないと思うのですが(それでも若干気がおかしくなりそうだった)、それよりもとにかく一定の姿勢を保つのが辛くて。
胡座がしんどくなったら正座になって正座がしんどくなったら胡座に戻して、の繰り返し。
終わった後は必ず背中と腰が痛くなりました。

般若心経めっちゃ唱えた。
でも1ヶ月経った今はほとんど思い出せない・・・でも般若心経のリズムは結構好きだったことは覚えている。

瞑想

少々ヨガをやってるので普段でも瞑想をするのですが、やっても10分程度。
ここでは1時間30分やりました。
姿勢は読経と同じく胡座か正座。
やはり姿勢が・・・辛すぎ。
「"無"になるのが最も良いですが、もし難しいなら日頃の感謝とか反省を思い浮かべてください」と言われたのですが、とにかく背中と腰の痛みで全く集中できず雑念入りまくりの集中力ゼロでした。
無の境地は遥か遠い・・・。

写経・写仏

今回僕はお寺の都合により写仏でした。
本当は写経がやりたかった・・・。
写経ができなかったのが今回の体験修行の唯一の心残りです。
写経も写仏も筆を持っている間は必ず正座。
やっぱり正座が辛くて全く集中できず・・・(こんなんばっかりやな、自分)。
集中力がなくなれば筆もどんどん雑になる。
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②に続く→→→


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