パイロットフィッシュ

平凡な日々、時々演劇。

劇団宇宙の森 2016本公演『やっとキャストが決まる』

7月10日の稽古日記です。

前回はキャストオーディションが行われました。
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で、本日の稽古はと言いますと・・・今回の脚本家の九鬼みう(通称:マリコ様)さんが稽古場に来て、マリコ様が配役をした役での台本読みをしました。
脚本家の目の前でセリフを言うのは結構緊張するもんです。
しかも、あまり読んだことのない役だったから余計に。
そして、台本読みが終わって、のぐのぐとマリコ様の差し入れをみんなでワイワイしながら食べた後、突然演出家からキャスト発表!!
突然すぎて大してドキドキすることもなく、なんかあっさりとキャスト決定。
うむ。
ようやく決まって良かったけど、もう少しドキドキが欲しかった。

僕は、希望で出した役でした。
前回の稽古日記でも書いたけど、僕は「自分が演じているのが想像できない役」や「台本を読んだ段階ではあまり惹かれない役」をやりたい人。
本番までにどこまで役の魅力を自分が引き出せるか、自分自身不安でもあり愉しみでもあります。
とりあえずオラオラ系の役ではなく、柔らかいけど決して弱くない、そんな感じのイメージの役かな。
でも今の時点のイメージなんて当てにはならないので、まあ、とにかく稽古場で探りながら、徐々に作っていくしかないです。

どんな事件が起こってもその中心にはいない、でも必ず関わっている、そして周りに翻弄されつつも最終的に自分なりの答え(それがきっとこの作品のテーマだと思う)を見つけ出す、そんな典型的主人公な役回り。
長台詞もあるし、大変だあ。
とにかく早く台詞を覚えること。
話はそれからだ。

ちなみに僕の提出したキャスト表と照らし合わせたところ、合っていたのは4人だけでした。
8人は合っていると踏んでたのに。
つまり僕的には、かなり意外なキャスティング。
まあ、今年のうちの劇団のキャッチコピーは「攻める」ですから、そういう意味ではいいかもですな。
あと今年、新人さんが2人入団したのですが、両人ともにとても重要な役どころ。
いやあ、やっぱり今年は攻めてる。
新人さん達がどんな演技を見せてくれるか、今からワクワクです。
僕も新人さん達に負けないように魅せなきゃね。


本番は11月27日(日)14時から。
場所は府中の森芸術劇場ふるさとホール。
タイトルは「カラマーゾフのまちわびて」
ぜひぜひご来場ください!!

劇団の公式ブログも見てねっ。
uchu-no-mori.jugem.jp


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